ビッグデータを活用した政策形成
- t-komu
- 2月26日
- 読了時間: 2分
対象者 | 主任級以下の職員 |
担当講師 | 細川 甚孝(ほそかわ しげのり) |
研修時間 | 6時間30分×2日間 |
研修のねらい
・ビッグデータの特徴や活用事例を学び、ビッグデータをはじめとする統計データを活用するために必要な知識・スキルを習得するとともに、自治体における課題解決のためのエビデンスに基づく政策立案(Evidence-Based Policy Making:EBPM)の考え方と手法を学んでいただきます。
・各種分析手法を学んでいただくことで、政策課題の発見の仕方、ビックデータを取り巻く因果律を中心としたロジックのあり方を理解していただき、政策として効果が上がる政策形成手法を習得していただきます。
研修のポイント
・ビックデータを取り巻く各種データベース、統計などに関するリテラシーを高めていただきます。
・EBPMに関する基礎知識を学んでいただき、自治体の政策立案にどのように使えるか理解を深めていただきます。その上で、ロジックとエビデンス及びデータの取り扱い方を習得していただきます。
・DID、RD、操作可変法などの手法をケーススタディを中心として学習していただき、それぞれの手法のメリット・デメリットについても把握していただけるよう解説を行います。
プログラムの概要
【1日目】
1.オリエンテーション
(1)研修目的の確認、講師自己紹介
2.オープンデータ施策の動向
(1)オープンデータとは何か/日本におけるオープンデータ施策
(2)官民データ活用基本法及びDX改革関連6法
3.実例に学ぶRESASなどのビッグデータ利活用術
(1)RESAS、経済循環分析、My city forecastなどの利活用事例
(2)ビッグデータ利活用事例(A市、B県等)
(3)実際に自分たちのまちを調べてみよう
4.ビッグデータを活用した政策形成の進め方
(1)政策形成の基礎
(2)データを中心とした政策形成の進め方
(3)EBPMの基礎理論
(4)オンラインツールなどを中核とした効果的な情報収集の進め方
(5)問題構造の把握と課題設定、課題構造
(6)仮説の組み立てと成果の予測
5.宿題の説明
(1)2日目に向けての調査プラン、進め方の紹介
※自分たちの地域のまち・ひと・しごと創生プランの確認等想定
6.まとめと質疑応答
【2日目】
1.オリエンテーション
(1)1日目の振り返りと研修目的の確認
2.グループ全体での政策形成体験
3.グループ発表と講師講評
4.まとめと質疑応答
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